ぼくが、はじめて確定申告をしようとしたときに、最初につまずいたのが青色、白色の選択でした。青色のほうが税金面で有利なんだけど、青色申告を行うには「複式簿記」での記帳が必要なんです。そんな専門的で大変で手間がかかることが、ぼくに出来るのかなぁ、って(笑)。
でも、このサイトにたどり着いた皆さんはとってもラッキーです。だって、簡単に複式簿記ができるんですから♪
複式簿記や青色申告は、やり方さえ知っていれば誰でも出来ます。そして、事業の場合は、65万円控除が受けられるのでその分所得税が安くなります。とりあえずよく分からないから白色で申告したり控除額を10万円だけにしておくのは、寄付するようなもので損ですよ。
このサイトで配布しております「えくしん青色簿記」は、あらかじめ準備されたEXCEL表に入力するだけで、誰でも簡単に、複式簿記ができてしまうようになっています。表の中身は、本当に「ただのエクセル表」。おそらく、世の中で一番簡単に作られてる会計ソフトだと思います。その分、どの会計ソフトを使うよりも至って簡単に処理ができると思います。
ちなみに、「複式簿記」で、「発生主義」での記帳を正しく行えば、収入から65万円(※一部例外有り)の青色申告特別控除を受けることができます。ちなみに、所得税率5%の場合だと、32,500円の節税になります。
そういえば、時々、「青色だと経費にならないものがあるから、この程度なら白色のほうが・・・・」、というようなことをおっしゃる方がおられます。この話、ぼくはとても不思議です。だって、必要経費に参入できる基準は青色申告でも白色申告の場合と同じで、青色申告で経費にならないものを白色で経費にすれば脱税ですし、白色で正しく経費にすることができるものは、例外なく青色申告でも経費算入が可能なんです。どうでしょう、白色申告の方が得をするような条件はどこにもないと思いますよ。
本業副業を問わず利用できます
- アフィリエイト
- ネットオークション
- ネット通販
- せどり売上
- シェアウェア など
フリーマーケットSOHOやアフィリエイトなどの副業で、思わぬ利益が出て、
確定申告しなきゃいけなくなった・・・。そんな方にぴったりです。
こんな業種の方も、きっと大丈夫だと思います。
- 理容院、美容院
- エステサロン、ネイルサロン
- 不動産賃貸
- 原稿料、講演料、出演料などの報酬
- 化粧品や携帯電話などの外交員営業報酬
- 内職の業務委託料
- ホステス(バー、キャバクラ、風俗)の報酬や業務委託料
複式簿記の方法はどんな業種でも一緒ですから、やろうと思えば、たぶんどんな業種でもできるんでしょうけど、このソフトは、個人事業を想定しております。
売上や必要経費などの簿記の取引では、次の例のように必ず相手科目があります。
- 商品をを現金で販売した場合・・・「売上」と「現金」が増加
- ツケで商品を仕入れた場合・・・・・「仕入」と将来支払うべき負債である「買掛金」が増加
- 買掛金を現金で支払った場合・・・「現金」と将来支払うべき負債である「買掛金」が減少
費用を計上する際に、これらの相手科目も一緒に計上して、決算時に、貸借対照表と損益計算書が作成できるような方法を複式簿記といいます。
「えくしん青色簿記」では、これを出来るだけ簡便な方法で行うように考えています。
いわゆるツケでの売買の際に、現金の授受の日付ではなく、品物やサービス提供の日付にて、売上、仕入、経費が発生するという考え方です。
たとえば12月に使用した電気代は1月に支払いますが、発生主義では12月分の経費として申告することになります。ちなみに、実際に使用してから支払いまでの間は、将来支払うべき負債(この場合は「未払金」)として計上されます。
市販の書籍やネットのSOHOマニュアルなどでは、事業用現預金は個人用のものと分けて管理するように書かれているものが多いようです。そのやり方の場合、簿記では事業用の資金のみ記帳することになります。
でも、実際のところ、現金や預金を個人用途事業用にきっちりと分けるのはとても面倒だと思いませんか?
ご安心ください。「えくしん青色簿記」では分けなくても大丈夫なように、現預金にはまったく触れない方法で簿記を行っています。もし事業用の現預金を分けている方は、別に出納帳を作るなどして、あとから合わせるほう法でも大丈夫です。
青色申告を行うには、あらかじめ「所得税の青色申告承認申請手続」を行っておかないといけません。この手続きは、開業後2ヶ月以内に行います。
開業時、白色にしようと思ってたけど、やっぱり青色にしたいって方は今すぐ税務署に相談してみましょう。手続きは印鑑を持って税務署に行くと簡単です。